おしゃれなインテリアグリーンとして人気のパキラ。育てやすくて丈夫な観葉植物なので、「植物を育てるのが初めて」という人にもぴったりです。
さらに、風水では「発財樹(お金を呼ぶ木)」とも呼ばれ、運気アップのシンボルとしても知られています。せっかくなら元気に長く育てたいですよね!
そこで今回は、誰でも失敗しにくいパキラの育て方を分かりやすく解説します。

パキラってどんな植物?特徴をチェック!
まずは、パキラの基本的な性質を知っておきましょう。
✔ 中南米原産の植物で、暑さに強い
✔ 乾燥に強く、水やりの頻度が少なくてOK
✔ 日陰でも育つが、明るい場所のほうが元気になる
✔ 成長が早く、剪定で形を整えやすい
つまり、「日当たりのいい場所で、乾燥気味に育てる」のがポイントです。
パキラの育て方|初心者向けステップ
1. 置き場所の選び方
パキラは室内でも育てやすい植物ですが、元気に育てるなら明るい場所に置くのがベストです。
✅ おすすめの置き場所 → レースのカーテン越しに光が入る窓辺
✅ 避けるべき場所 → 直射日光が当たる場所(葉焼けの原因)
✅ 暗い場所に置く場合 → 定期的に日光浴をさせると◎
また、エアコンの風が直接当たると乾燥して葉が傷むことがあるので、風の向きにも気をつけましょう。つまり、「日当たりのいい場所で、乾燥気味に育てる」のがポイントです。
2. 水やりのコツ
パキラの水やりで一番大事なのは「水をやりすぎないこと」。水をあげすぎると、根腐れしてしまいます。
✅ 成長期(春~秋) → 土が乾いたらたっぷり水をあげる
✅ 冬(休眠期) → 水やりの頻度を減らし、月1~2回でOK
✅ 受け皿に水をためない → 根腐れ防止のために、必ず捨てる
土が乾いているか分からないときは、指で軽く触ってみて、表面がカラカラなら水やりOKのサインです。
3. 肥料は必要?
パキラは比較的丈夫な植物なので、肥料なしでも育ちます。でも、もっと元気に育てたいなら春~秋に適量の肥料をあげると◎。
✔ 緩効性肥料(ゆっくり効くタイプ) → 2~3ヶ月に1回
✔ 液体肥料(すぐ効くタイプ) → 2週間に1回くらい
冬は成長がゆっくりになるので、肥料は与えなくてもOKです。
4. 剪定して形を整える
パキラは成長が早いので、放っておくとどんどん伸びていきます。好みのサイズをキープするために、**剪定(カット)**して調整しましょう。
✔ 剪定のベストタイミング → 春~秋(暖かい時期ならいつでもOK)
✔ 好きな高さで切ってOK → 切った部分から新しい芽が出る
✔ 伸びすぎた枝を切ると、形が整う
剪定した枝は、水に挿して発根させると**「挿し木」**で増やすこともできます。

パキラのよくあるトラブルと対処法
育てていると、こんなトラブルが起こることも。原因と対処法をチェックしておきましょう。
❌ 葉が黄色くなった → 水のあげすぎ、または日光不足が原因
✅ 対策 → 水やりの頻度を減らし、明るい場所に移動
❌ 葉っぱが落ちる → 乾燥しすぎか、寒さの影響
✅ 対策 → 冬は水やりを控えめにし、寒さ対策をする
❌ 葉がしおれる・黒くなる → 根腐れの可能性
✅ 対策 → 土が乾くまで水をあげず、鉢の水はけを確認
ちょっとした環境の変化で元気を取り戻すことが多いので、落ち着いて対処すれば大丈夫です。
まとめ|パキラを枯らさず育てるポイント
- 明るい室内に置く(直射日光は避ける)
- 水は土が乾いてから(あげすぎ注意)
- 剪定して形を整えるとスッキリ育つ
この3つを意識すれば、初心者でも簡単に育てられます。育てやすくて、お部屋の雰囲気もおしゃれになるパキラ。ぜひチャレンジしてみてください。
