植物好きな人が必ず〜と言っていいほど部屋に置いてある「コーヒーの木」。
コーヒー好きな僕としては、別にコーヒーの実を自家栽培しようとか考えていなかったものの、なにか謎のプライド(?)のような感情で、衝動買いしてみました!
コーナンの苗木コーナーに「398円」で並んでいたのでさっそくお持ち帰り・・。
例によってどんな育て方が良いか・・さっそく調べてみました!
項目 | 内容 |
---|---|
日当たり | 明るい日陰〜半日陰(直射日光は避ける) |
温度 | 最適:20〜25℃、耐寒性は弱く10℃以下は要注意 |
水やり | 春〜秋:土が乾いたらたっぷりと冬:控えめに(乾燥気味に) |
湿度 | やや高めが理想(加湿・葉水が効果的) |
肥料 | 成長期(春〜秋)に月1〜2回、液体肥料または緩効性肥料 |
剪定 | 伸びすぎた枝や混み合った枝をカット(春〜初夏がベスト) |
植え替え | 1〜2年に1回、春〜初夏にひとまわり大きな鉢へ |
土 | 水はけの良い観葉植物用土(赤玉土6:腐葉土4など) |
病害虫 | ハダニ・カイガラムシ・アブラムシに注意。葉の裏など定期的にチェック |
特徴 | 成長すると白い花が咲き、実をつけることも(数年後〜) |
1. コーヒーの木とは?
コーヒーの木はアカネ科の植物で、
コーヒー豆が採れることで知られています。
観葉植物としても人気があり、
光沢のある美しい葉が特徴です。
上手に育てると、白くて可憐な花が咲き
やがて赤い実(コーヒーチェリー)を
つけることもあります。
家庭でも比較的育てやすく
インテリアグリーンとしても最適な植物です。

2. コーヒーの木の好む環境
- 温度: 20〜25℃の温暖な気候を好みます。寒さに弱く、10℃以下になると成長が鈍るため、冬場は室内で管理しましょう。
- 日光: 明るい日陰や半日陰が理想的です。直射日光に当たると葉焼けを起こしやすいので、レースカーテン越しの光を当てると良いでしょう。
- 湿度: 高湿度を好むため、乾燥しやすい冬場は霧吹きで葉に水をかけると良いです。
3. 水やりの頻度とポイント
コーヒーの木は乾燥を嫌います。
ただし水のやりすぎは根腐れの原因になるため、受け皿に溜まった水は捨てるようにしましょう。
土の表面が乾いたのを確認し、念の為土の中も渇きかけているのを確認できたら、たっぷり水をあげます。
- 春〜夏(成長期): 土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
- 秋〜冬(休眠期): 水やりを控えめにし、土の表面がしっかり乾いてから与えるようにします。
4. 適した土と鉢の選び方
コーヒーの木の健康な成長には、適切な土と鉢が必要です。
ポイント:「水はけ」と「通気性」重視
コーヒーの木は根腐れに弱いため、
水はけが良くて適度な保水性のある土が適しています。
● おすすめの配合例
材料 | 割合 |
---|---|
赤玉土(小粒〜中粒) | 5 |
腐葉土 or ピートモス | 3 |
パーライト or 川砂 | 2 |
- 赤玉土:通気性と排水性を確保
- 腐葉土 / ピートモス:保水性と有機物補給
- パーライト / 川砂:さらに排水性をアップ
※市販の「観葉植物用の土」でもOKですが、水はけがよいことを確認して選びましょう。
● おすすめの鉢タイプ

ポイント:通気性&排水性のある鉢がベスト
鉢の種類 | 特徴 |
---|---|
素焼き鉢 | 通気性・排水性◎。根腐れしにくいが乾きやすいので水やり注意。 |
陶器鉢(底穴あり) | デザイン性◎。保水性が高く、観葉植物向け。底穴は必須。 |
プラ鉢 | 軽くて安価。通気性は劣るが、底石やスリット鉢で工夫可能。 |
- 底穴がある鉢を必ず選ぶこと
- 鉢皿を使う場合は、水が溜まりすぎないように注意
- 成長に合わせて1〜2年に1回は植え替えを検討
5. 肥料の与え方
コーヒーの木の生長を促すためには、適切な肥料を与えることが大切です。
- 春〜秋(成長期): 月1〜2回、液体肥料を与えるとよく育ちます。
- 冬(休眠期): 肥料は控えめにし、生育を緩やかにします。
- おすすめ肥料: 窒素・リン・カリウムをバランスよく含む観葉植物用の肥料が最適です。
6. 剪定とお手入れ
コーヒーの木の**剪定(せんてい)**は、形を整えたり風通しを良くしたり、株を元気に育てるためにとても大切です。以下に、タイミング・やり方・注意点を分かりやすくまとめます。
■剪定の目的
- 枝数を調整して風通し・日当たりをよくする
- 伸びすぎた枝をカットして全体のバランスを整える
- 枝数を減らすことで根の負担を軽減し、病害虫予防にもなる
**春〜初夏(4〜6月ごろ)**がベストです。
気温が安定しており、剪定後に新芽が出やすい時期。
■ 剪定の手順(基本)
① 伸びすぎた「徒長枝」をカット
- 光を求めてひょろっと伸びた枝は元から切る(全体の形を整えるため)
② 混み合っている枝を間引く
- クロスしている枝や、内向きに伸びた枝は風通しを悪くするのでカット
③ 枝の先端(生長点)を切って脇芽を促す
- 先端をカットすると、脇から新しい芽が出て、ふんわりした樹形に
ポイント | 内容 |
---|---|
清潔なハサミを使う | 雑菌による感染を防ぐため、刃は消毒(アルコールなど)してから使う |
葉を全部取りすぎない | 光合成ができなくなるので、全体の1/3以下のカットが目安 |
剪定後は直射日光を避ける | 一時的に植物が弱ることがあるので、半日陰で様子を見る |
切り口が黒ずんだり腐る場合 | 清潔なナイフで再カットし、癒合剤を塗ると安心 |
■ 剪定のイメージ
- 樹形が 細長くなりすぎたら「高さを詰める」
- 葉が混み合って蒸れるようなら「内側の枝を抜く」
- 全体がゴチャついていたら、「数本残してスッキリ剪定」するのもOK
7. 病害虫対策
コーヒーの木は比較的病害虫に強いですが、以下の点に注意しましょう。
- ハダニ・カイガラムシ: 乾燥すると発生しやすいため、定期的に葉水を行い、葉の裏もチェックしましょう。
- 害虫の駆除: 早めに見つけた場合は、ガーゼや綿棒でふき取るか、市販の害虫駆除スプレーを使用すると効果的です。
8. 花と実の楽しみ方
家庭でも適切に育てると、コーヒーの木は花を咲かせ、実をつけることがあります。
- 開花時期: 4〜5年育てると、春〜夏に白い花が咲くことがあります。
- 人工授粉: コーヒーの木は自家受粉しにくいため、筆などで花粉を移すと実がなりやすくなります。
- 実の収穫: 赤く熟した実を収穫し、種を取り出して乾燥させると、自家製コーヒー豆として楽しむこともできます。
9. まとめ
コーヒーの木は、適切な環境で管理すれば、初心者でも育てやすい観葉植物です。
- 日当たり: 明るい日陰を好む
- 水やり: 土が乾いたらたっぷりと、冬は控えめに
- 肥料: 成長期には月1〜2回
- 剪定: 風通しを良くし、美しい形を保つ
- 病害虫対策: 乾燥に注意し、害虫をこまめにチェック
正しく育てることで、いつか花や実を楽しむこともできるかもしれません。ぜひ、コーヒーの木をお部屋の緑として取り入れてみてください!
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