こんにちは。観葉植物にハマり、色々と試行錯誤しながら植物を増やしていってる僕ですが、序盤から今現在にかけて、毎回どうしようか迷うのが「土」。行きつけのコーナンとか見にいっても、花と野菜向けの培養度から、オリーブの木だとか、赤玉土?鹿沼土?・・牛糞・・・一体どうやって使うねん。と、しょっちゅうなります。
例によって今回もまた土の種類を簡単にまとめてみました!
観葉植物用の土 比較表
用土の種類 | 特徴 | 適している植物 | 保水性 | 排水性 |
---|---|---|---|---|
観葉植物用培養土 | 初心者向けに配合済み | 多くの観葉植物 | 中〜高 | 中 |
赤玉土(小粒〜中粒) | 通気性と排水性が良い | 根腐れを避けたい植物 | 低 | 高 |
腐葉土 | 有機質が多く保水力あり | 肥沃な土を好む植物 | 高 | 中 |
ピートモス | 酸性で保水性が高い | 酸性土壌を好む植物 | 高 | 低 |
バーミキュライト | 軽く保水・保肥性が高い | 発芽や挿し木に向く | 高 | 中 |
パーライト | 非常に軽く排水性抜群 | 土壌改良用 | 低 | 非常に高 |
- 鉢: 根詰まりを防ぐため、成長に合わせて2〜3年ごとに一回り大きな鉢に植え替えましょう。
1. 観葉植物にとって「土」とは?
植物を育てるうえで欠かせないのが「土」。でも、ひとくちに“土”といっても、実はその種類や特徴はさまざまです。
観葉植物の土は、単に植物を支えるだけでなく、水分・養分・空気をうまく植物に届ける大切な役割を担っています。植物によって必要な環境が異なるため、「どんな土を選ぶか」は育てやすさや健康に大きく影響するポイントなのです。
2. 土の種類を知ろう!
● 赤玉土(あかだまつち)
粘土質の火山灰土を乾燥させたもので、保水性・通気性・排水性のバランスが良く、土壌のベースとしてよく使われます。粒の大きさによって「小粒」「中粒」などがあり、用途に応じて選びます。
特徴:根の張りがよく、腐りにくい。単体で使うよりも、他の土と混ぜて使うのが一般的。
● 腐葉土(ふようど)
落ち葉などの有機物を発酵・分解させたもので、栄養が豊富で植物の生育を助けます。
特徴:保水性が高く、有機質が豊富。ただし、通気性はやや劣るため、赤玉土と組み合わせるのが定番。
● ピートモス
ミズゴケなどが堆積・腐熟した泥炭を乾燥させたもの。酸性度が高いので、酸性を好む植物(ブルーベリーなど)によく使われます。
特徴:非常に軽くて保水性が高い。単体使用には向かず、他の土と混ぜて使うのがベター。
● バーミキュライト
鉱石(ひる石)を加熱して膨張させたもの。見た目は金色っぽい小さなフレーク状で、ふんわりと軽いのが特徴。
特徴:保水性と保肥性に優れ、根が張りやすい。挿し木や種まきにもよく使われます。
● パーライト
真珠岩などを高温で焼いたもの。軽くて通気性が非常によく、水はけを改善するために混ぜて使われます。
特徴:排水性が高く、根腐れ防止に役立つ。ピートモスや腐葉土と一緒にブレンドするのが定番。
● 観葉植物用培養土
ホームセンターや園芸店でよく見かける、既にブレンド済みの土。初心者にはこの培養土が最も使いやすく、特にこだわりがなければこれでOKです。
特徴:赤玉土・腐葉土・ピートモス・バーミキュライトなどを最適な配合でブレンド済み。植物の種類に応じて「観葉植物用」「多肉植物用」などに分かれているので、目的に合ったものを選びましょう。
3. 実際どう選べばいいの?目的別の土の選び方
- 初心者・とりあえず育てたい人:市販の「観葉植物用培養土」でOK!手間がかからず安心です。
- 水はけを重視したい(根腐れ対策):赤玉土7:パーライト3の配合がおすすめ。
- 栄養重視で大きく育てたい:赤玉土6:腐葉土3:バーミキュライト1が基本。
- 乾燥に弱い植物(シダやコーヒーの木など):ピートモスやバーミキュライトを多めにブレンド。
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4. 自分でブレンドするなら?
自分で土を配合すると、植物にぴったり合った環境を作ることができます。基本のブレンド例を一つ紹介します。
観葉植物向けの基本ブレンド:
これをベースに、水はけを強化したい場合はパーライトを増やす、保水性を高めたいならピートモスを追加する、などの調整が可能です。
5. 市販の土と自作ブレンド、どっちがいい?
- 市販の土は初心者向き。失敗が少なく、すぐに使える手軽さが魅力です。
- 自作ブレンドは、経験者やこだわり派におすすめ。植物の成長に合わせて細かく調整できるのが強みです。
時間や手間、育てる植物の種類に応じて選びましょう。
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6. まとめ
観葉植物の土は、単なる“土”ではなく、植物の健康を左右する重要な要素です。土の性質を理解し、植物に合った環境を整えることで、観葉植物はもっと元気に、もっと長く楽しめるようになります。
まずは市販の土から始めてもOK。慣れてきたら、自分でブレンドしてみるのも面白いそうですよ。(僕はまだ自信がなくてできませんが)
土選びの奥深さに触れることで、観葉植物との暮らしがもっと豊かになるはずです。
