ふわっと広がる繊細な葉が魅力のアジアンタム。僕が第一号で購入したのはこの子でした。
涼しげな見た目とお上品なフワフワの葉っぱに癒される人も多いんじゃないでしょうか。最初のうちはしょっちゅう水やりを行なって毎日のように葉水をかけ、大事に愛でて元気に過ごしていたんですが・・ある日から突然?徐々に?葉に茶色の部分が増えてきたり、チリッチリになったり!元気がなくなってきてしまいました・・。
なんとか我がアジアンタムをカムバックせねば・・。
という事で今回はアジアンタムを育てるにあたっての水やりの仕方とコツをまとめました!
アジアンタムが茶色くなる原因
基本情報。アジアンタムが茶色くなるとき、葉先が枯れていたり、全体的にパリパリになっていたりすることが多いです。これは以下のような原因が考えられます。
1. 水切れ・乾燥

とにかく水をよく欲する植物!
鉢の中が乾燥しすぎると、すぐにダメージを受けてしまいます。特に気温が高くなる夏や、暖房で空気が乾燥する冬場は、水切れによるダメージが顕著になります。
2. 湿度不足
室内の湿度が低いと、葉が乾いて茶色くなります。水切れ乾燥とまあ同じ事ですね。
アジアンタムは熱帯原産の植物で、空気中の湿度が高い環境を好みます。特に葉が細かくて薄いため、空気の乾燥には非常に弱いです。エアコンなんて直当たりした日には、もう一瞬でカラッカラになってました。
3. 水のやりすぎ(根腐れ)
乾燥に弱いからといって毎日水を与えていると、逆に根が酸欠状態になり、根腐れを起こしてしまいます。

まあ僕の場合、やりすぎが原因だったみたいですね・・・
その結果、葉先が茶色くなったり、下の方からしおれてきたりすることもあります。
4. 直射日光や冷暖房の風
強い日差しやエアコンの風が直接当たる場所に置くと、葉が焼けたり乾燥したりして、茶色くなってしまうことがあります。
アジアンタムの水やりの基本
アジアンタムの水やりは、「乾かしすぎない」ことと「やりすぎない」ことのバランスがとても大切です。

バランスって一番難しい・・・・!これは慣れでしかないですねぇ
● 春〜秋(成長期)の水やり
- 表土が「乾いたらすぐ」にたっぷり水を与える。
- 朝または夕方の涼しい時間帯に水を与えるのがベスト。
- 鉢底から水がしっかり流れ出るまで与え、受け皿にたまった水は必ず捨てる。
● 冬(休眠期)の水やり
- 成長がゆっくりになるので、水やりも控えめに。
- 土の表面が乾いてから2〜3日後に水を与えるくらいのペースでOK。
- ただし、室内が暖かい環境(エアコン使用など)では乾きやすいので、様子を見ながら調整を。
アジアンタムを元気に保つコツ
水やり以外にも、茶色くなるのを防ぐためのちょっとしたポイントがあります。
● 湿度管理は最重要!
アジアンタムは空気の乾燥に非常に弱いため、できるだけ湿度の高い場所で育てましょう。
霧吹きは毎日、朝と夜の2回が理想。特にエアコンの効いた部屋では効果的です。
● 鉢の置き場所
- 直射日光は避け、明るい日陰やレースカーテン越しの光がベスト。

これは本当にそうですね。僕も直射日光に一度あててしまい、一瞬でチリチリにしてしまいました・・・
- エアコンの風が直接当たらない場所に。
- 風通しは良い方がよいですが、強風はNG。
● 鉢選びと土の見直し
アジアンタムは水はけと保水性のバランスが良い土が必要です。
おすすめの配合例:
- 観葉植物用の土 7
- ピートモスまたは腐葉土 2
- パーライトや軽石 1
また、鉢のサイズが植物に対して大きすぎると、水分が残りやすくなって根腐れの原因になります。根詰まりや古い土が原因でうまく水を吸えていない場合もあるので、1〜2年に1回は植え替えを検討しましょう。
まとめ:アジアンタムは「乾かしすぎない、湿らせすぎない」が鍵
アジアンタムの茶色化を防ぐためには、「適度な湿度と水分管理」が最大のポイントです。
水やりの基本は、「土の表面が乾いたらたっぷり」「冬は控えめに」。空気の乾燥にも注意して、葉が喜ぶ湿度を保つよう心がけましょう。
最初は難しく感じるかもしれませんが、アジアンタムの様子を観察して調整していくうちに、自分なりのペースがつかめてきます。うまく育てられれば、一年中涼しげで優雅な緑を楽しむことができますよ〜。
ぜひ今回の記事を参考に、アジアンタムとの暮らしを楽しんでください。

うちのアジアンタムも早く復活してほしい・・・!!
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