【2025年定番】観葉植物「ベンジャミン」の魅力と育て方のコツ

観葉植物

こんにちはトメです!

観葉植物の中でも、しなやかで美しい樹形と、どこか涼しげな佇まいが魅力の「ベンジャミン」。日本における身近さで言えば長年親しまれている定番植物ですが、その魅力は見た目の美しさだけにとどまりません。

この記事では、ベンジャミンの魅力と、育て方のコツをまとめてご紹介します。

部屋に植物を取り入れてみたいと考えている方や、これからベンジャミンを育ててみたい方の参考になれば幸いです!


ベンジャミンは、クワ科フィカス属の常緑高木。原産地はインドや東南アジアなどの熱帯地域で、自然環境では10m以上に育つこともありますが、観葉植物としては1~2mほどのサイズに仕立てられて販売されています。

細くてしなやかな枝に、ツヤのある小ぶりな葉が密に茂る姿はとても上品。風に揺れるとサラサラと音を立てるような感覚があり、部屋に自然のリズムを与えてくれる存在です。


ベンジャミンの葉は、濃い緑色で光沢があり、1枚1枚が小さく可憐。垂れ下がるように広がる枝葉の姿は、ナチュラルでありながらスタイリッシュ。幹を編み込んだ“ツイスト仕立て”も人気があり、インテリアのアクセントとして飾りたくなるデザイン性を持っています。

特に北欧系やナチュラル系のインテリアとの相性は抜群で、リビングのコーナーやデスク横、玄関など、どこに置いても空間に癒しと清涼感を加えてくれます。


実は、ベンジャミンはただの「観賞用」ではありません。NASAのクリーンエア研究によると、ベンジャミンは空気中のホルムアルデヒドやベンゼンといった有害物質を吸着・分解する力があるとされています。

つまり、おしゃれであると同時に、室内の空気環境を整えてくれる“頼れる存在”でもあるというわけです。特に新築やリフォーム直後のお部屋にはおすすめしたい観葉植物です。


ベンジャミンにはいくつかの品種があります。例えば、明るい緑と白のコントラストが爽やかな「スターライト」、葉がくるくるとカールして個性的な「バロック」、葉色が濃くシックな「ブラックベンジャミン」など。品種によって雰囲気が異なるため、好みやインテリアに合わせて選ぶ楽しみがあります。


ベンジャミンを元気に育てるためのコツ

魅力たっぷりのベンジャミンですが、育て方に少しだけコツがあります。とはいえ、基本を押さえれば比較的元気に育てることができるようです。


ベンジャミンは日光が大好きですが、直射日光には弱いという繊細な性格

観葉植物って結構このパターン多いですね!

レースカーテン越しの日差しが差し込む窓辺など、明るいけれど柔らかい光が当たる場所がベストです。

日光不足になると葉が落ちてしまうことがあるため、特に冬場や暗い部屋では注意が必要。時々、鉢の向きを変えて全体に光が当たるようにすると、葉のバランスも整います。


ベンジャミンの水やりのコツは「土が乾いてからたっぷり」。常に土が湿っていると根腐れを起こしやすいため、表面の土が乾いてから水を与えるようにしましょう。

季節ごとに水の量も調整が必要です。

  • 春~夏(成長期):土が乾いたらたっぷり水やり
  • 秋~冬(休眠期):やや控えめに、土が乾いて数日後に水やり

また、葉水(霧吹きで葉に水をかけること)をすると、葉の乾燥を防ぎ、ハダニなどの害虫予防にもなります。


ベンジャミンが好むのは20~30℃程度の暖かい環境。気温が15℃を下回ると成長が止まり、10℃以下になると葉を落としやすくなります。冬は窓辺の冷気やエアコンの風に当たらないように注意し、室内でも温かい場所に置くことがポイントです。

乾燥しがちな室内では加湿器や葉水で湿度を保つと、元気な葉をキープしやすくなります。


ベンジャミンは放っておくと枝が伸び放題になりがちです。春~夏にかけての時期に軽く剪定してあげることで、美しい樹形を保つことができます。

伸びすぎた枝や、内側に向かっている枝をカットすることで、通気性もアップ。思い切って剪定しても、ベンジャミンはしっかりと再生してくれるので安心です。

人間も植物も散髪は大事ってことね!


ベンジャミンと暮らす豊かな時間

ベンジャミンは見た目の美しさはもちろん、育てる楽しさ、空気をきれいにしてくれる機能性まで兼ね備えた万能な観葉植物。暮らしの中にグリーンを取り入れたいと思ったとき、まず最初の一鉢としてもおすすめの存在です。

「植物を育てるのは難しそう」と思っている方も、ぜひベンジャミンに挑戦してみてください。ゆっくりと成長する様子を見守る時間は、きっと日常にちょっとした癒しと満足感をもたらしてくれるはずです。

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